会議で言われたひと言が頭から離れないのは、あなたが弱いからではなく、脳のクセです。クセだから、変えられます。
ぐるぐる悩む時間をゼロにする
脳科学メンタルカウンセラーのやぶざき恵子です。
- 考えないようにしても、考えてしまう理由
- 30秒でできる、100から2ずつの引き算のやり方
- 引き算で、考えごとから離れやすくなる理由

夜まで、あのひと言が離れない
多くの方から、こうしたご相談をいただいています。これまでのお客様の変化はこちらにも掲載しています。
あなたにも、こんなことはありませんか?
- 仕事が終わったあとも、会議で言われたひと言が頭から離れない
- 明日のことを考えはじめると、止まらない
- 考えないようにしよう、と思うほど、考えてしまう
- 考えすぎて眠れない。夜中に2回も3回も目が覚める
そんな時、あなたはどうしていますか? いちばん近いものを、心の中で選んでみてください。
- 考えないようにしよう、と思う
- スマホを見て、気をそらす
- 気がすむまで、考える
「考えないようにしよう」と思うほど、頭はその場面に戻ります。そんな夜は、場面を思い浮かべて点数をつけ、100から2ずつの引き算を30秒。頭の中の駐車場を計算でうめて、考えごとから一度離れます。
頭には「◯◯と言えば」がある
脳のクセとは、「◯◯と言えば◯◯」と、決まった考えに自動でつながる、頭の中の近道のことです。
山と言えば? 川ですよね。台所からガシャンと音が聞こえたら、お皿でも割れたかな、と思いますよね。
スマホの予測変換と同じです。「あ」と入れると、「ありがとう」「あきらめる」が、自動で出てきます。わたしたちは、こうした考えるパターンを、頭の中にたくさん持っています。
クセだから、出てしまう。クセだから、変えられるんです。
考えないようにしよう、と思っても考えてしまう。これも脳のクセだとしたら、変えられます。
30秒の引き算のやり方
YouTubeライブ「考えすぎた日に、自分を立て直す10のメソッド」の第1夜で、みなさんと一緒にやった方法です。講座では「メンタルカウントダウン」と呼んでいます。
| 順 | やること | ひとこと |
|---|---|---|
| 1 | 気になっていることを、頭の中に思い描く | 場面を1つだけ |
| 2 | その時の気持ちを選ぶ | 怒り、不安など、どれでもいい |
| 3 | 気持ちに点数をつける | 何も感じない0〜いちばん強い10 |
| 4 | 100から2ずつ引く(できれば声に出す) | 30秒。簡単すぎたら3ずつ |
| 5 | もう一度思い描いて、点数を見る | 変わった数字が、今日の結果 |
忘れてしまうので、気持ちと点数は、何かにメモしておいてください。
98、96、94、92、90。簡単すぎる、と思うかもしれません。まずは、やってみてください。
30秒たったら、同じことを、もう一度思い浮かべます。さっき8だった気持ちは、いくつになっていますか? それが、今日の結果です。

点数をつけるわけ
点数をつけておくと、変わったことが、自分でわかります。
なんとなく楽になった、だと、すぐ忘れてしまいます。8が5になった、なら、自分で変えられた、とわかります。
気持ちを感情の言葉にすると、なぜ落ち着きやすくなるのかは、こちらの記事でお伝えしています。
頭の中の駐車場
頭の中には、駐車場のような場所があって、一度に停められる台数が決まっています。
気になることで満車のところに、引き算を停めると、気になることが、いったん外に出ます。
簡単すぎる引き算だと、すき間ができて、また満車になってしまいます。そういう時は、3ずつにしてみてください。
受講生さんの中には、「2ずつだと偶数なので、計算しなくても答えが出てしまいそう」と、自分で3ずつに変えた方もいます。

近い研究があります
この駐車場のはたらきを、作業記憶と呼びます。作業記憶とは、考えごとや計算を、一時的に置いておく頭のはたらきです。
オランダの大学の研究では、嫌な記憶を思い出しながら、数を逆に数えると、思い出すだけの時より、あとでその記憶を思い出した時の生々しさと、気持ちの強さが下がった、と報告されています。逆に数えることは、作業記憶を使うことも確かめられています。
この研究は、思い出しながら数える形で確かめたものです。ライブの手順(思い浮かべてから数える)そのものを確かめた研究ではありません。
また、やさしい数え方と、難しい数え方で、下がり方に差はありませんでした。難しいほどいい、とは限りません。
ひつじと何がちがう?
「なーんだ、ひつじが1匹、ひつじが2匹の、逆バージョンじゃん」と思った方もいるかもしれません。
ちがうのは2つです。引き算であること。そして、声に出すこと。
声に出すのは、講座でお伝えしているやり方です。ライブでも、できれば口に出してください、とお伝えしました。
この記事の内容を、YouTubeライブで一緒にやっています。
8夜でお伝えする10のこと
YouTubeライブでは、実際の講座で教えている10のメソッドを、毎晩20時からお伝えしています。
①「また同じことを考えてる」と気づいたら
②「明日、うまくいかなかったらどうしよう?」
③ 忘れていたはずの嫌な記憶が、ふいによみがえったら
④「昔はできていたのに」と、自分を責めたくなったら
⑤「あの人はできているのに」と、比べて落ち込んだら
⑥ ミスをした直後、何から手をつければいいか分からなくなったら
⑦「わたしには価値がない」と感じる日に
⑧「全部わたしが悪かった」と、抱え込みそうになったら
⑨ 帰り道まで、あのひと言が耳に残っていたら
⑩「仕事ができない人だと思われたかも」と気になったら
この記事は①です。全部覚える必要はありません。ひとつでも「これだ」というものがあったら、考えすぎた日に、自分を立て直すために使ってみてください。
頭から離れない夜は、引き算から
会議で言われたひと言が頭から離れないのは、脳のクセです。考えないようにしよう、と思うほど、頭はその場面に戻ります。
- 思い浮かべて、気持ちを選び、点数をつける
- 100から2ずつ、できれば声に出して30秒
- もう一度思い浮かべて、点数を見る
- 簡単すぎたら、3ずつ
最初の3択に、今夜から4つ目ができました。100から2ずつの引き算です。
よくある質問
- 考えないようにしようとすると、なぜ考えてしまうのですか?
-
「◯◯と言えば◯◯」と、決まった考えに自動でつながる脳のクセがあるからです。クセなので、変えられます。
- 2ずつと3ずつ、どちらがいいですか?
-
まずは2ずつで大丈夫です。簡単すぎて、ほかのことを考えてしまう時は、3ずつにしてみてください。研究では、数え方の難しさで差はありませんでした。難しいほどいい、とは限りません。
- 点数が下がらなかった時は、どうすればいいですか?
-
何を変えればいいかは、人によってちがいます。あなたの場合はどこを変えるか、ぐるぐる脳ほぐしセッションで、個別にお伝えしています。
- これで眠れるようになりますか?
-
この引き算は、考えごとから一度離れるきっかけをつくるものです。眠りを確かめた研究ではありません。眠れない日が続く時は、医療機関へご相談ください。
- ぐるぐる脳ほぐしセッションでは、何をしますか?
-
まず、いま困っていることをじっくりお聞きします。そのうえで、あなたの状況には何がベストなのかを、一緒に決めていきます。セッションのあとに、あなた専用の「脳のトリセツ」をお作りします。
- これは、医療ですか?
-
医療ではありません。今、治療が必要かもしれないと感じていらっしゃる方は、まず医療機関へご相談ください。
ぐるぐる脳ほぐしセッション
点数が下がった人も、下がらなかった人も、いると思います。下がらなかった時に、何を変えればいいかは、人によってちがいます。
ぐるぐる脳ほぐしセッションでは、まず、いま困っていることをじっくりお聞きし、あなたの状況には何がベストなのかを、一緒に決めていきます。セッションで何が得られるかは、申込ページの30分の動画で、先にお伝えしています。

※これは医療ではありません。今、治療が必要かもしれないと感じていらっしゃる方は、まず医療機関へご相談ください。


