自分を認められないクセをやめる方法は、頭で自分を褒めることではなく、体を動かしながら、自分に丸をつける回路を作り始めることです。
- 人を褒められるのに、自分を褒められない理由
- 「軽く受け止めている自分」の描き方
- 今日からできる「ビッグハート」と、前と後の確かめ方

人には言えるのに
多くの方から、こうしたご相談をいただいています。
これまでのお客様の変化はこちらにも掲載しています。
あなたにも、こんなことはありませんか?
- 人のことは、すぐに褒められる。認められる
- 人には「よくやってますね」と言えるのに、自分には「よくやってるかな」と思ってしまう
- 「よし、やった」と、自分に丸がつけられない
自分を認められないのは、性格のせいとは限りません。
自分に丸をつけない脳のパターンを、くり返してきたのかもしれません。
体を動かしながら息を吐き切ると、丸をつける方の回路を作り始められます。
自分に丸がつかない理由
自分に丸をつけるって、なかなか難しいんです。
「自分には価値がない」というパターンを、ずっと、強化、強化、強化してきたからです。
経験者は語る、です。
わたしも、何かあると、すぐに「私が悪い」と考える人でした。
そのパターンが、自分を守ってくれたのかもしれません。
だから、ずっと持ってきた。
だけど、もういいだろ、というところなんです。
丸をつける方のパターンに行く線を、入れていきましょう。
自己価値は、頭で作るものじゃなくて、経験的に、わかっていくものなんです。

「聞きにおいでよ」と言うのに
YouTubeライブの第6夜では、養成講座の受講生、佐藤さんに、自分に丸がつかない場面を聞きました。
佐藤さんは、仕事で、人にはこう言っています。
分からないことがあったら、すぐに聞きにおいでよ。
それなのに、いざ自分が分からないことに直面すると、
同じことが、さっとやれない。
自分の中の変なプライドに振り回されている。
そんな自分が情けない、
と話してくれました。
人に言っていることを、自分がやれていない時。
ご本人にとって、そこが丸のつかない場面でした。
場面は、ひとつに絞ります。
今回は「仕事で」としました。
シチュエーションをキュッと絞った方が、イメージがしやすいからです。
感情を言葉と数字にする
この場面を思い出して、今どんな感情が出てくるかを、言葉にしてもらいました。
そして、0から10の数字で、強さを聞きました。
何も感じないのが0、いちばん強いのが10です。
| 感情の言葉 | どんな感情か(佐藤さんの言葉) | 前 | 後 |
|---|---|---|---|
| 情けない | 言っていることをできない自分が情けない | 6 | 3 |
| 虚しい | 今までの自分に、虚しさを感じる | 7 | 2 |
| 呆れた | 何やってるんだか、という自分への呆れた気持ち | 6 | 2 |
| 悔しい | 全然成長できてないと思えて悔しい | 5 | 1 |
※個人の感想であり、成果を保証するものではありません。
「情けない」だけではありませんでした。
今までの自分への虚しさ、自分への呆れ、成長していないと思う悔しさ。
ひとつの場面の中に、4つの感情が重なっていたんです。
「今」の数字を聞くのは、感情がナマモノだからです。
その時ではなく、今、思い出した時の感情を言葉にします。
感情を言葉にすると、なぜ落ち着きやすくなるのかは、第1夜の記事でお伝えしています。
どんな自分でいたいか
次に、こう聞きました。
もし仮に、この感情がきれいさっぱり感じないとしたら。
状況は全然変わらないとしても、どんな自分でいたいですか?
佐藤さんの答えは、「こんな時もあるなーと、軽く受け止めている」でした。
ここで、もうひとつ聞きました。
軽く受け止めていたら、何をしていますか?
佐藤さんは、しばらく考えました。
「仕事をしている」と言いかけて、「あ、違うね」と。
「仕事をしている」だと、曖昧になるんです。
考えすぎて行動が止まると、時間もエネルギーもロスになります。
気持ちも、だんだん落ちていきます。
それで、言葉をこう決めました。
軽く受け止めて、次の行動に移っている。
「心躍りますか?」と聞くと、佐藤さんの答えは、「まあ、停滞はしないですね」でした。
そのくらいの言葉で大丈夫です。
この自分を思い浮かべながら、次の動作に入ります。
ビッグハートのやり方
講座では「ビッグハート」と呼んでいます。
ライブでは、佐藤さんが立って、1分ほど行いました。
- 大きいハートを、自分のまわりに描くように、両腕を動かします
- 動いている時は、ずっと息を吐きます
- もう吐けない、というところまで、吐き切ります
- 止まった時に、息を一度に吸います
- 遠くに遠くに広がるイメージで、また動かします

息を吐き切る理由
息を吐き切ることで、気持ちがリラックスしていきます。
息を吐き切るところまでは、ふだん、なかなかやりません。
ビッグハートは、息を吐くことと動作が、セットになっています。
そうすると、自然に気持ちが安定する方向に向かいます。
順番は、頭からではなく、体からなんです。
ゆっくりした呼吸については、
健康な人を対象にした15本の研究をまとめた2018年の論文で、体を落ち着かせる神経(副交感神経)の働きが高まり、気持ちの面にも影響することが報告されています。
ライブに参加してくれた🐶さんも、
ビッグハートをやってみて、考えすぎると呼吸が浅くなっていることに気づいたそうです。
🐰さんは、「このビッグハート大好きです」と話してくれました。
毎朝やるようになったら、朝パッと起きられるようになった。
面倒くさいと思った時にやるようにしたら、面倒くさいがあまりなくなった。
わたしは、お客様から、そんなお話も聞いています。
前と後を数字にする
ビッグハートのあと、もう一度、同じ場面を思い浮かべてもらいました。
情けないは6から3に、
虚しいは7から2に、
呆れたは6から2に、
悔しいは5から1に。
4つ合わせて、16下がりました。
「おかえりなさい」と、わたしは言いました。
16のエネルギーが、佐藤さんのところに返ってきたんです。
イェーイ!と、ここは大げさに喜びます。
変化を喜ぶことが、大事なんです。
わたしは、「そんなに自分を責めなくていいですよ」と説得したわけではありません。
腕を動かして、息を吐いただけです。
この数字を下げたのは、誰ですか?佐藤さんご自身です。
やりながら、頭に浮かんだ言葉を聞きました。
佐藤さんは、次の行動に移っている自分がイメージできて、「軽いな」と感じたそうです。
今までの感情と、距離が持てた感じがあった。
そして、こう話してくれました。
さとうさんいや、そんなことないじゃん。
自分、やってんじゃん。
人に言っていることを、やれていない自分が情けない。
そう話していた方の口から、この言葉が出たんです。
ここが、体を動かすこととイメージすることを、セットでやる意味なんです。
※個人の感想であり、成果を保証するものではありません。
この記事の内容を、ライブで一緒にやっています
自分を認められないクセをやめる方法
自分を認められないクセをやめる方法は、頭で自分を褒めることではなく、体を動かしながら、自分に丸をつける回路を作り始めることです。
- 丸がつかない場面を、ひとつに絞る
- 今、思い出した時の感情を、言葉と数字にする
- 「どんな自分でいたいか」を、行動の言葉で描く
- 描いたまま、ビッグハートで息を吐き切る
- 前と後を0〜10の数字にして、変化を喜ぶ
ビッグハートは、大きなハートで、自分のまわりに大きな丸をつけるような動きです。
今日は、ここに丸をつけてみてください。
数字があまり動かなかった方は、腕を動かした自分に、丸を。
よくある質問
- 自分を褒められないのは、性格ですか?
-
性格のせいとは限りません。自分に丸をつけない脳のパターンを、くり返してきたのかもしれません。
- 頭の中で自分を褒める言葉を、言わなくてもいいですか?
-
はい。今回の方法は、頭で考えて褒める話ではありません。どんな自分でいたいかを思い浮かべながら、体を動かして息を吐き切ります。
- どのくらいやればいいですか?
-
ライブでは、1分ほど行いました。回数を決めるより、まず1回やってみてください。
- 肩や腕が痛い時は、どうしたらいいですか?
-
痛くない範囲で、動かせる大きさで行ってください。
- とても強い不安がある時に、やってもいいですか?
-
ビッグハートは、日常のケアとしてお伝えしています。発作のような強い不安がある時に行うものではありません。
- ぐるぐる脳ほぐしセッションでは、何をしますか?
-
まず、いま困っていることをじっくりお聞きします。そのうえで、あなたの状況には何がベストなのかを、一緒に決めていきます。セッションのあとに、あなた専用の「脳のトリセツ」をお作りします。
- これは、医療ですか?
-
医療ではありません。今、治療が必要かもしれないと感じていらっしゃる方は、まず医療機関へご相談ください。
ぐるぐる脳ほぐしセッション
ひとりでやってみると、丸がつかない場面を絞るところや、どんな自分でいたいかを行動の言葉にするところで、止まってしまうことがあります。
ぐるぐる脳ほぐしセッションでは、まず、いま困っていることをじっくりお聞きし、あなたの状況には何がベストなのかを、一緒に決めていきます。
セッションで何が得られるかは、申込ページの30分の動画で、先にお伝えしています。


※個人の感想であり、成果を保証するものではありません。
※これは医療ではありません。
今、治療が必要かもしれないと感じていらっしゃる方は、まず医療機関へご相談ください。










