お金の不安で頭がいっぱいの夜がある。
売上が伸びず、この先が見えない。
この記事でわかること
- 月末の帳簿を見たあと、お金の不安で頭がいっぱいになる仕組み
- バックミラーを見てブレーキを踏み続けるより、未来を描いたほうがいい理由
- 行動し続ける意欲を生む、脳の手当て(1分)と使い方

月末の帳簿を締めたら、正直かなり不安になった
多くの方から、こうしたご相談をいただいています。これまでのお客様の変化はこちらにも掲載しています。
あなたにも、こんなことはありませんか。
✅月末の帳簿を締めていて、正直かなり不安になった。
✅売上も伸びていないし、この先やっていけるのか分からない。
✅頭の中が、ずっとお金のことでいっぱいになっている。
お金の不安で頭がいっぱいになるのは、
経営者として弱いからではありません。
この先が読めないことで、
脳の余白がなくなっているだけです。
あなたは、精神的に弱くなったのではありません。見る向きが違っていただけです。
お金の不安で頭がいっぱいになるのは、数字ではなく「この先」が読めないから
帳簿に書かれているのは、これまでの数字です。
売上が伸びていないという事実は、月末に締めた時点で、もう決まっています。
それなのに、頭の中がお金でいっぱいになるのは、
不安の中身が、その数字ではなく「この先」にあるからです。
来月は。半年後は。このままやっていけるのか。
どれも、今は答えのわからないことばかりです。
この先どうなるかわからない、
という負荷を、
予測負荷と呼びます。
予測負荷が高いままだと、
脳は緊張して、
逃げたいモードに入り、
余白(余裕)がなくなっていきます。
余白がなくなった脳は、
考える幅が狭くなり、
お金のことばかりが頭を占めやすくなります。
未来に進むアイディアを考える
前頭葉(おでこの奥のあたり)にも、
余白がなくなります。
これは、あなたが経営者として弱いからではなく、
先が読めないときの、脳の自然な反応です。
バックミラーを見続けるより、未来を描く
帳簿を何度見返しても、
前の道は見えるようにはなりません。
前が見えないのは、変わらないからです。
それなのに、バックミラー(帳簿)に気を取られて、
ブレーキを踏み続けてしまう。
頭がお金でいっぱいのときは、
そんな状態になっています。
だから、必要なのは、
数字を見返し続けることではありません。
未来に進むアイディアが生まれる前頭葉に、
先に余白をつくること。
そして、その余白で、未来を描くことです。
将来の楽しい出来事を思い描くときの、
期待の大きさに、
ドーパミンという脳内物質が関わっていることが、
ロンドン大学(UCL)の研究で示されています(Sharot et al., 2009)。
ドーパミンは、期待や意欲に関わる物質です。
期待や希望が生まれると、
行動する意欲も生まれやすくなります。
けれども、頭がお金でいっぱいのままでは、
未来を描こうとしても、
不安とセットになりやすくなります。
だから、先に、脳の手当てをします。

美容室を経営するSさんも、そのひとりでした
50代で美容室を経営するSさんも、そのひとりでした。
「事業資金のやりくりに行き詰まっていた。困っているのに、動けなかった」
そう振り返ってくれました。コロナでお客様が離れて、「売上も、やる気も落ちて凹んでいた」とも話してくれました。
8回の講座を受けたあと、Sさんは、自分から動けるようになっていきました。
「動けば結果が出てくる、答えが出てくることが結構ポコポコ出てきました」
そして、こうも話してくれました。
「自分でどうなるかわかんないけど、この間まで不安で仕方がなかった」
「どうなるかわかんないけど、その先いいことがいっぱい考えられるようになって楽しくなってる」
先がどうなるかわからないことは、変わっていません。それでも、その先に「いいこと」を考えられるようになった。前が見えないままでも、未来を描けるようになった。Sさんの言葉からは、そう読み取れます。
わたしが唱えている言葉
わたしは、そんなとき、「エジソンでも10000回」と唱えることにしています。
起業家仲間から聞いたフレーズです。聞いたときに、「なるほど!そうだ!」と思って、自分の辞書に入れました。
今では、わたしが前を向くときの切り替え言葉として、受講生にも伝えています。「そうですよね」と、切り替える助けになっています。
行動を止めたら、そこで終わりです。
だから、行動し続けるための、エネルギーと意欲が生まれる、脳の手当てと使い方を手に入れましょう。

行動し続ける脳の手当て。1分で余白をつくる
帳簿を見て不安が大きくなったら、バックミラーを見返し続ける前に、先に体から整えます。
考えを整理する必要はありません。数字を思い浮かべなくてもできる方法です。
▼▼その場で使える整え方はこちら
| 順 | やること |
|---|---|
| 1 | 鎖骨のあたりに、軽く手を当てる |
| 2 | 顔は正面のまま、深呼吸をしながら、目だけをゆっくり左右に動かす |
| 3 | 5秒くらいかけて、右→左、また右→左。これを3往復くらい繰り返す |
| 4 | 目を動かして気分が悪くなる場合は、回数を減らすか、やめる |
「これだけで?」と感じるかもしれませんが、売上やお金の問題そのものを消す方法ではありません。整えるのは、未来を描いて動くための、脳の余白です。
手当てのあとの使い方。余白で、未来を描く
余白ができたら、その余白で、未来を描きます。
売上の数字ではなく、その先で、あなたが何をしていたいか。誰と、どんな仕事をしていたいか。
描いた未来から、最初の一歩を1つだけ決めます。行動し続ける意欲は、期待や希望が生まれたところから、生まれやすくなります。
まとめ|お金の不安で頭がいっぱいになるとき、先に整えること
お金の不安で頭がいっぱいになるのは、経営者として弱いからでも、向いていないからでもありません。この先が読めないことで、脳の余白がなくなっているだけです。
1つ目は、帳簿の数字と、この先への不安を、分けて見ること。
2つ目は、バックミラーを見てブレーキを踏み続ける前に、体から先に整えて、脳の余白をつくること。
3つ目は、その余白で未来を描き、最初の一歩から、行動し続けること。
Sさんが「どうなるかわかんないけど、その先いいことがいっぱい考えられるようになって楽しくなってる」と話してくれたように、先が読めないままでも、余白ができると、見える景色が変わっていくことがあります。
先の見えない問題が重なって、体が動かない日がある方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
頭の中がいっぱいで、考えがまとまらない方は、こちらの記事もどうぞ。
最後に、ひとつだけ問いかけさせてください。
お金の不安で頭がいっぱいの夜に、もし、頭に余白ができたとしたら。
あなたは、その余白に、どんな未来を描いていますか?
そして、その未来に向かって、明日いちばんに動くとしたら、何をしますか?
よくある質問
- お金の不安で頭がいっぱいになるのは、経営者に向いていないということですか?
-
いいえ。売上が伸びず、この先どうなるかわからない負荷(予測負荷)が高まると、脳は緊張して余白がなくなります。お金のことで頭がいっぱいになるのは、その自然な反応であり、向き不向きの問題ではありません。
- 帳簿を見るたびに不安になります。数字を見ないほうがいいのでしょうか?
-
数字を見ないようにする必要はありません。帳簿の数字は、これまでの事実です。見て不安が大きくなったときは、答えを出そうと考え続ける前に、1分だけ体から整えることを優先してください。
- 夜になると、お金のことばかり考えてしまいます。どうしたらいいですか?
-
その夜は、この先の答えを出そうとするより、先に1分だけ体から整えてください。眠れない日が続く、食欲がないなど、日常生活に支障が出るほど続く場合は、医療機関や専門家にも相談してください。
- 未来を描くだけで、本当にやる気は出ますか?
-
描くだけで出る、とは言い切れません。頭がお金でいっぱいのままでは、未来を描こうとしても、不安とセットになりやすいからです。先に体から整えて、脳の余白をつくり、そのうえで、最初の一歩を1つだけ決めることを大切にしています。
- お金の不安は、なくさないといけないのでしょうか?
-
なくす必要はありません。お金は事業を続けるうえで大切なものですから、気にかけること自体は自然なことです。整えるのは、不安の大きさではなく、その不安で頭がいっぱいになってしまう状態です。
お金の不安で頭がいっぱいの状態を、脳から整える一歩を
ここでお伝えした考え方の全体を、
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