母親なんだから、ちゃんとしなきゃ。
そう思えば思うほど、うまくいかない。
子どものことで、しんどいと感じてしまう自分に、自己嫌悪がある。
この記事でわかること
- 子どもにイライラしてしまう自分を、責任感が強いからこそ嫌いになってしまう脳の仕組み
- 「ちゃんとしなきゃ」と思うほど、うまくいかなくなる本当の理由
- イライラが顔を出した、その場でできる1分のリセット

また、こんな風に感じることはありませんか
多くの方から、こうしたご相談をいただいています。これまでのお客様の変化はこちらにも掲載しています。
あなたにも、こんなことはありませんか。
✅子どものことで、正直しんどいと感じてしまう。
✅母親なんだから、ちゃんとしなきゃと思う。
✅そう思えば思うほど、うまくいかない。
✅イライラしてしまう自分に、自己嫌悪がある。
これは、あなたの母親としての資質が足りないからでも、愛情が足りないからでもありません。
あなたは、精神的に弱くなったのではありません。見る向きが違っていただけです。
「ちゃんとしなきゃ」と思うほど、うまくいかないのは、コントロールできないものまでコントロールしようとしているから
予測できない出来事や、自分の思い通りにならない出来事が起きたとき、人は自然と「なぜ」を探し、「どうにかしなきゃ」と考えます。それは、失われた「コントロールしている感覚」を、取り戻そうとする心の自然な働きです。
子どもの行動も、同じです。子どもがどう感じ、どう動くかは、本来、あなたがコントロールできるものではありません。コントロールできないという感覚は、それだけで大きなストレスになります。
だからこそ、責任感が強い人ほど、「ちゃんとしつけなきゃ」「ちゃんと育てなきゃ」と、より強くコントロールを取り戻そうとします。その分、思い通りにならなかったとき、イライラも、その後の自己嫌悪も、大きくなってしまうのです。
問題は、子どものことを真剣に考えていること自体ではありません。その先で、イライラした「行動」ではなく、イライラしてしまった「自分の人格」や「母親としての価値」そのものを責めてしまうことです。
意志が弱いからでも、母親に向いていないからでもありません。コントロールを取り戻そうとする、心の自然な働きが、向かう先を間違えているだけなのです。

中間管理職のTさんも、そのひとりでした
これは、母親に限った話ではありません。
中間管理職として、仕事にも家庭にも強い責任感を持つTさんも、そのひとりでした。
「子供に怒っちゃいかんと思えば思うほど、イライラする」
Tさんは、そう話していました。
仕事から帰ると、息子さんはずっとゲームをしている。
「息子が帰ってきてからずっとゲームをやってるのを見ると、イライラしてしまう。そんな自分も、嫌なんです」
真面目で、責任感が強い方でした。「完璧主義になってしまってる自分がいる」と、ご自身でも気づいていました。それでも、「自分で自分をもう否定しかしてない」と、苦しさを打ち明けてくれました。
Tさんにお伝えしたのは、「イライラしないようにしてください」ということではありませんでした。
まず、その感情そのものを、その場で鎮める方法をお伝えしました。
しばらくして、Tさんはこう話してくれました。
「今朝、息子のことでESRをやった時……あとは息子としっかり向き合うきっかけになったなと、気持ちスッキリ前向きな自分がいることに驚きと、ESRってすごいなと実感した今朝でした」
別の朝には、こうも話してくれました。
「今朝は息子との衝突を回避できた自分がいました!車でアームエイト。できるところでできることをする。そして切り替える。そんな頭に変わってました!」
環境が変わったわけではありません。息子さんがゲームをやめたわけでもありません。
変わったのは、イライラが出てきた、その瞬間に、自分で整える方法を持てたことでした。
イライラが出てきた、その場で。1分でできる整え方
考えを止めようとするより、体からアプローチしたほうが早いことがあります。
「ちゃんとしなきゃ」と思ったそばから、イライラが顔を出す。そんなときに使える、整え方の流れをお伝えします。
▼▼その場で使える整え方はこちら
| 順 | やること |
|---|---|
| 1 | 今の状況を、短く言葉にする(例:ゲームばかりの子どもにイライラした) |
| 2 | 今のイライラ・自己嫌悪の強さを、10段階で数値化する |
| 3 | おでこに、そっと手を当てる |
| 4 | 今ストレスに感じていることを思い浮かべながら、そのままキープする(ネガティブな気持ちのままで大丈夫です) |
| 5 | もう一度数値化して、変化を確かめる |
「たった、これだけ?」と感じるかもしれませんが、感情を気合いで抑え込むのではなく、体からのアプローチで、脳の過剰な反応を鎮めていきます。

まとめ|子どもにイライラする自分への自己嫌悪の変え方
子どものことで、しんどいと感じてしまうこと。イライラしてしまう自分に、自己嫌悪があること。どちらも、あなたの母親(親)としての資質が足りないからでも、愛情が足りないからでもありません。責任感の強さが、コントロールできないことにまで向かっているだけです。
1つ目は、イライラが出てきた、その場で気持ちを整えること。
2つ目は、「ちゃんとしなきゃ」を手放さなくても、コントロールできないものと、できるものを分けて考えること。
Tさんが、「自分で自分を否定しかしてない」という状態から、息子さんとの衝突を減らせるようになったように。
イライラしてしまうことと、母親(親)として失格であることは、同じではありません。
今度、「ちゃんとしなきゃ」と思った直後にイライラが顔を出した瞬間に、まずはこの1分を試してみてください。
よくある質問
- 子どもにイライラしてしまうのは、母親に向いていないということですか
-
いいえ。むしろ、それだけ真剣に子どもと向き合っているからこそ、思い通りにならないことへの反応が強く出ているだけです。向き不向きの問題ではありません。
- 「ちゃんとしなきゃ」と思うこと自体をやめた方がいいのでしょうか
-
その責任感自体をなくす必要はありません。ただ、子どもの行動そのものはコントロールできないものだと分けて考えると、イライラした後の自己嫌悪は減っていきます。
- イライラを感じること自体がなくなりますか
-
すぐにはなくなりません。大切なのは、イライラを感じた瞬間に、その場で整えて戻れる状態をつくることです。繰り返すほど、反応は落ち着いていきます。
- 1分試しても、またイライラすることはありますか
-
あります。イライラすること自体をなくすことが目的ではなく、イライラした瞬間に、自分で鎮められる方法を持つことが目的です。
イライラする自分への自己嫌悪を変える一歩を
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