感情がコントロールできないのは、精神的に弱いからではありません。
この記事でわかること
- 感情がコントロールできない、本当の原因
- 頭で考えるほど、こじれていく理由
- 先に脳を切り替える、ひとつの動作
感情がコントロールできるようになるステップ

ある出来事がおこると、体が反応します。
心臓がドキドキする、
脈拍が乱れる、
息が苦しくなる。
などです。
出来事がおきて、
すぐに感情が起こるわけでなく
体の反応から、感情が生まれます。
そうすると、
脳が、そのストレスから守ろうとして
緊張状態に入ります。
これがストレス脳です
そこから
つらい
悲しい
不安
などの感情が生まれます。
ストレス脳からは
😢嫌なことを言われた
🤔自分のしたことは正解?
😤バカにされた気がする
😞わかってもらえない
😵どうせ自分には無理だ
😞もう歳だしな、、
という
行動をストップさせる思考が生まれます。
そこで、
ある簡単な動作を入れることで、
脳の状態を整えると
脳はリラックス脳に戻ります。

結果として
感情が乱れることなく、
思考も行動も未来に向かって進みます。
この一連の流れを繰り返すと
同じ出来事Aが起きても
感情が乱れなくなります。

「そういうことかー」とスルーできるようになります。
ポイントは
感情をコントロールしよう!とがんばる
のではなく
脳の状態を整えると
感情がコントロールできるようになる
ということです。
「会議や面談で、冷静でいられません」
多くの方からこんなご相談をいただいています。
あなたにも、こんなことはありませんか?
メンタくん会議中や、部下との面談中に、過去の失敗が何度も頭に浮かんできます。部下のことも、上司のことも、家族のことも気になって、頭が休まらないまま、その場に立っています。
気づけば、言葉が出てこなくなっている。
感情をコントロールするにはどうしたらいいですか?



感情は、頭で考えるほどこじれていきます。
先に体をひとつだけ動かすと、
脳がストレス脳から切り替わり、
行動は自然に進みはじめます。
Q1|なぜ、頭で考えるほどこじれてしまうのですか?



頭で考えるほど、こじれる。
逆のような気がします。
冷静に考えれば、感情も落ち着くのではないですか?



できごとそのものには、良いも悪いもありません。
同じできごとでも、受け止める脳の状態によって、
記憶のされ方が変わります。
ストレス脳のままだと、そのできごとは「つらいこと」として記憶されます。
つらい、悲しい、不安。この感情が、
何度も何度も頭の中で再生され、
気づけば行動が止まっています。
考えて感情を変えようとしても、脳の状態そのものは切り替わりません。
感情のコントロールは、頭(思考)ではなく、
脳の状態(ストレス脳かリラックス脳か)で決まるからです。
Q2|では、どうすればいいのですか?



考えても変わらないなら、何をすればいいのですか?



わたしが個別相談やセッションでお伝えしているのは、むずかしい深掘りではありません。ある意外なほど簡単な動作を、先にひとつするだけです。
このような動作をひとつ挟むだけで、
脳はストレス脳からリラックス脳へ切り替わっていきます。
深掘りも、我慢も必要ありません。
Q3|えっ、そんなことで変わるのですか?



簡単な動作をひとつ。それだけで、本当に変わるものですか?



そう思われる方が、ほとんどです。たとえば、鎖骨に触れながら目線をゆっくり動かすワークもそのひとつです(くわしくはこちらの記事でご紹介しています)。
| ステップ | 動作 |
|---|---|
| 1 | 鎖骨のあたりに軽く手を当てる |
| 2 | 顔は正面のまま、深呼吸をしながら、目だけをゆっくり左右に動かす |
| 3 | 5秒くらいかけて右→左、また右→左。これを3往復繰り返す |
同じできごとも、リラックス脳で受け止めればフラットな記憶として残ります。感情が落ち着いてはじめて、「じゃあ、これをやろう」と、自然に動き出せます。
56歳Sさんの場合
Sさん(56歳・営業部長)も
会議室に入る前、頭では「大丈夫」とわかっていても、
部下への言葉選びや、上司への報告のことが何度も頭に浮かんできて、手が止まってしまう。



毎日が「思考の渋滞」で
部下・上司・家族…全部が気になって頭が休まらない。
先に小さな動作をひとつ挟んでから席につくと、
同じ会議でも受け止め方が変わって、
会議でも面談でも”その場で戻れる”ようになりました。



脳に静けさがあるって、こういうことだったんですね
まとめ|感情がコントロールできない本当の理由
感情がコントロールできないのは、
精神的に弱いわけではありません。
ストレス脳のままだと、
できごとが、つらい記憶として
再生され続けるからです。
先に体をひとつ動かし、
脳をリラックス脳へ切り替えることで、
感情が落ち着き、行動は自然に進みはじめます。
よくある質問
- 感情のコントロールは、練習すればできるようになりますか?
-
はい。脳の切り替え方には、コツがあります。練習を重ねるほど、切り替えにかかる時間は短くなっていきます。
- 忙しくて、時間が取れません。
-
ここでお伝えしている動作は、シゴトの合間にできる、1分から3分程度のものです。まとまった時間は必要ありません。
- 自己流で似たようなことを試しましたが、続きませんでした。
-
自己流と違うのは、脳のどの状態を、どの動作で切り替えるかが決まっている点です。手順が決まっているぶん、続けやすくなります。
- 心理カウンセリングとは何が違いますか?
-
深掘りをして過去を振り返るのではなく、先に脳の状態を切り替えることを優先します。振り返りが苦手な方にも取り組みやすい方法です。
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