こんなことありませんか?
今の役職は
自分にはふさわしくない
と思ってしまう
他の優秀な社員との
能力の差を感じて辛い
褒められたり評価されても
そんな能力は自分にはないと
思ってしまう
今のポジションにいるのは
「運がよかっただけ」だと思う
自分の価値を
正当に評価できるようになり、
自信を取り戻して、
チャレンジする気持ちが
自然に湧いてくるようになります。
インポスター症候群とは?
インポスター症候群って
聞いたことありますか?
これは、自分の成功や能力を
過小評価してしまう状態のことです。
「自分なんて、、、」
「運が良かっただけ」
と感じてしまいがちです。
特に、責任ある役職に就いている方や、
周囲から評価されることが多い人ほど、
この症候群に悩むことが多いんです。
インポスター症候群が優秀な人に起こりやすい理由
優秀な人ほど
「本当に自分がこのポジションにふさわしいのか」
と疑問に思うことが多いです。
なぜなら、
周りからの期待やプレッシャーが大きく、
成功しても
「まぐれ」や
「他の人が助けてくれたおかげ」と
思ってしまうからです。
これはまるで、
テストで満点を取っても
「たまたま簡単な問題が出たから」と
思い込んでしまう学生のようなものです。
映画『ハリー・ポッター』シリーズで
ハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンも、
同じような経験をしています。
彼女は、自分の成功や評価に対して
「本当に自分がふさわしいのか」と
疑問を抱き、
インポスター症候群に悩んでいたと
語っています。
彼女のように世界的に成功した人でも、
同じような悩みを抱えることがあるんですね。
1980年代前半の心理学的調査では、
社会的に成功した5人のうち2人が
このように感じていて、
別の調査では全体の70%が
一度以上感じたことがある
という調査結果があるほど
珍しいことではありません。
※Wikipediaより
自己不信感が高まった時の仕事への影響
インポスター症候群になった
優秀な人は
自分の成果や価値を信じられません。
この自己不信感が高まると、
仕事の成果はおちていきます。
やる気・モチベーションや
生産性が落ちたり、
アイデアを発表することに
躊躇してしまいます。
その結果、
キャリアの成長が妨げられ、
職場での評価も下がることがあります。
これは、重要なプレゼンテーションを控えているのに
「自分のプレゼンなんて大したことない」
と思ってしまい、
準備に力を入れられず、
結局その機会を
うまく活かせないようなものです。
脳科学的アプローチで見るインポスター症候群
嬉しいことがあった時に分泌される
「ドーパミン」
という物質があります。
これがしっかり分泌されると
ポジティブな気持ちになりますが、
インポスター症候群の人は
このドーパミンの分泌が
上手くいかないことがあります。
簡単に言うと、
脳の「やったね!すごいよ!」
という声が
小さくなってしまっているんです。
それでは、充実感、満足感も
達成感も得られないから
次へチャレンジする気持ちも
なえてきても仕方ないですよね。
乗り越えるための5つの処方箋
1.自分の価値を再確認する
まずは自分の成功体験を振り返ってみましょう。
日記やメモに書き出すと良いです。
成功体験といっても
小さいことでOkです!
朝、起きて、歯を磨いた!
寝る前にストレッチをやった!
夕飯の準備15分で完了した
こういう、ごく当たり前のことも
実は、成功体験です。
生きてきたこと、全てが
成功体験です。
アルバムを見返して
「あの時の自分、よくやってたな」
「子どもの頃の自分、可愛かったな」と
感じると、
なんかほっこりすると
ちょっとやる気になりませんか?
2.他人と比較しない
他人と比較しない、といっても
比較してしまうのが人間です。
が、全く同一条件の他人なんて
いません。
双子で生まれても、全く一緒
ということはないのですから。
比較して、良きところ
改善点を見つけて前向きになるなら
いいのですが
大体は落ち込むループに入るので
インポスター症候群だと感じたら
他人と比較するのは
おやすみしましょう!
3.俯瞰の視点を取り入れる
自分の状況を俯瞰する癖を
つけましょう!
友人やメンターに話を聞いてもらうと
自分では持てなかった視点からの
新しい発見もあります。
昔、ドリフターズのコントで
高木ブーさんと仲本工事さんの
雲の上の雷さんのネタがありましたが
あんな感じで空の上から
俯瞰してみてはいかがでしょう?
4.脳の可塑性を利用した自己肯定感の強化
脳には「可塑性」という
驚くべき能力があります。
これは、
脳が環境や経験によって変化し、
新しい情報を取り入れたり、
古いパターンを変える
能力のことです。
ポジティブな経験を積むことで、
ネガティブな自己イメージを
上書きして
脳の「自己肯定感」に関わる部分を
強化することができます。
例えば、
新しい趣味を始めた時を
思い出してみてください。
最初はなかなか上手くできなくても、
練習を重ねることで
少しずつ上達し、
自信がついてきますよね。
脳も同じで、
ポジティブな経験や
フィードバックを
繰り返し受けることで、
自己肯定感が高まります。
具体的には、
“自分で”やると決めたことを
やり切る体験を積み重ねたり、
自分を褒める習慣を
つけることが大切です。
詳しくはこちらの記事に書いてあります。
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5.小さな成功体験で脳の報酬系を刺激する
脳も報酬をもらうのが
大好きです。
自分にとって「快」を感じると
幸せを感じるホルモンがでる
仕組みになっています。
しわあせホルモンが
脳にとっての報酬です。
と、大袈裟すぎるくらいに
褒めてあげましょう。
お金もかからないし
時間もかかりません。
その一言で
報酬系が動き出すとしたら
こんな簡単な自己肯定感アップ法はない!
と、わたしは思っています。
「わたしなんて」が「わたしってすごい」に変わった日
Sさんは、20年以上美容師を続けてきて
ここ10年はフリーランスで仕事をしています。
学校を卒業して、現場に入っても
辞めてしまう人が多い職業のひとつです。
その中で、Sさんは
キャリアを積んできたにも関わらず
「どうせ、わたしなんて」と
考えてしまう癖があり
「相手はどう思うだろう?」と考えて
ぐるぐる悩むことに時間を使い
新しいことにチャレンジしたいのにできない
と行き詰まっていました。
Sさんは
ある脳のパターン認識を変える
ワークを21日間続けました。
というか、「自分が変わったな」と気づいたら
21日経っていたそうです。
✅人前では頭が真っ白になってしまい、
意見が言えなかったのが
息子の高校の保護者会で緊張もせず、
普通に話をしていた
✅「あんなこと言ってよかったのかな?」
と1人反省会が始まると
一晩中とまらなかったのが
3分でサクッと
切り替えられるようになっている
✅報告書を書くときに言葉が出てこなくて
書き上げるのに何時間もかかっていたのに
30分もかからないで書き終えられるようになった
そのように
自分では想像もしてなかった自分に
出会えたことで
「わたし、すごい!」
って、自然に思えるようになっていました。
だれか、人と比べるのではなく
自分が自分の
変化の価値を認める
ことができました。
さらに
これからも変わっていける
伸び代しかない!自分を
信じることができるようになりました。
「変わった」という自信は
「もっと変われるかも!!」という希望を
膨らませることができます!
まとめ:インポスター症候群を乗り越えて自信を取り戻そう!
インポスター症候群に悩む優秀な人は
少なくありませんが、
正しい方法で対処すれば
克服することができます。
この5つがその対処法でしたね
自分の価値を再確認
他人と比較しない
俯瞰の視点を持つ
脳の可塑性を利用する
自己肯定感を高める
小さな成功体験を積み重ねることで、
自信を取り戻し、
新たなチャレンジに向かって進むことができます。
このブログ記事が、
あなたがインポスター症候群を乗り越え、
自信を取り戻すための助けとなることを願っています。
とは、いっても
「何」を「どう」すればいいのかわからない
と、思いますよね。
具体的にあなたにとって
「何が」インポスター症候群を乗り越える
キッカケになるのか?
はっきりさせたい場合は
一度体験セッションで
わたしと話をして、発見しちゃいましょう!
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