こんなことありませんか?
周りの人は才能があるけれど、自分は何もないと思っている
他の人は30分で終わる所を何日もかかってる私は能力がが低いな
「何を言ってるかわかりません」というメール返信をもらって以来
自分の書く文章に全く自信が持てない
これらは、実際に個別セッションでいただいたお悩みです。
劣等感をスーッと消して、人と比べずに自信を持てて、自分を好きになって悩む時間がゼロになるための具体的なステップと、実践的な方法をご紹介します。
劣等感を一瞬で消す方法
です
わたしは、あの人より仕事ができない
あの人は、◯◯の才能がある
と、思ったとします。
この「あの人」と「わたし」を
入れ替えます。
あの人は、わたしより◯◯ができない(かもしれない)
わたしは、◯◯の才能がある
おこがましいなぁ
と感じたり
ちょっと違和感があるかも
しれませんが
この文章を成り立たせるコトを
探します。
そうすると
「わたし」だから
ラクに、ササっと、当たり前に
やってしまうことも
「あの人」には
できないことがあるかもしれません。
というか、
「あの人」のことを
あまり深く知らないで
卑屈になっていただけだった
ことに気づいたりもします。
不必要な謙遜で損する人の共通の特徴
自分にも得意なことがある
という事実を見ないでいると
大損することになります。
「美徳」といわれる
「謙虚」や「謙遜」は
必要がある時とない時があります。
飛び込み営業が得意なAさんが
DXとか全然ついていけない
SNSとか、どうやってやったらいいかわからない
そして
オレは能力が低い
と結論づけて悩んでいました。
いやいやいや
飛び込み営業を平気でできる人は
それは、それで
素晴らしい才能だと思います。
と、お伝えしたら
いやいやいや
自分なんて、そんなことくらいしか
できないんで
と、言うんです。
この「謙遜」は必要でしょうか?
これは、脳のパターン認識です。
自動的に、
という脳のパターン認識です。
このままだと
人生大損することになる
と思いませんか?
この記事では
主語を入れ替える時に邪魔する
脳パターン認識を変える
ある法則を解説しますので
最後まで読んてくださいね
劣等感を抱く人の特徴
劣等感を抱く人には
いくつかの共通する特徴があります。
以下に挙げる特徴を意識することで、
自分自身の状態を
落ち着いてみることができ
劣等感を消すきっかけに
することができるでしょう。
自分に自信がない
劣等感を感じる人は、
自己評価が低く、
自分の価値を見出せないことが多いです。
自分の強みや成功体験を無視し、
失敗や弱点ばかりに目を向けてしまいます。
過去に辛い経験がある
過去の失敗や辛い経験が
トラウマとなり、
自分を否定する習慣が
ついてしまうことがあります。
これが原因で新しい挑戦に対しても
臆病になりがちです。
他人と比べる習慣がある
常に他人と自分を
比較してしまうことで、
自分の欠点ばかりが
浮き彫りになります。
他人の成功や長所に目を向け、
自分の短所を拡大して考える
傾向があります。
完璧主義
完璧を求めるあまり、
自分に厳しくなりすぎる
ことがあります。
少しのミスや失敗が許せず、
自分を責め続けてしまいます。
自分が劣っていると感じるのはなぜですか?
劣等感を感じる理由は
脳の働きとも
深く関係しています。
まず、劣等感が生まれる背景を
脳科学の視点から解説していきます。
感情は脳の反応なので
脳科学の視点から捉えると
案外、カンタンに解決できそう!
と思えるからです。
他人と自分を比較する脳の仕組み
脳は常に情報を処理し、
私たちが周りの世界を
どう認識するかを決めています。
特に「扁桃体」という部分が、
感情の処理を担当しています。
他人の成功や優れた点を見つけると、
この扁桃体が
脳はそれを強く印象に残し
自分と比較することで
劣等感を感じやすくなります。
例えば、
SNSで友達が釣りで大物を釣った
写真を見たとき、
「すごい!!」と興奮します。
一方で、
自分と比べてしまい、
「今日は何も釣れなかった」と
感じて、暗い気持ちになってしまう
というケースもあるでしょう。
得意不得意の認識
私たちは皆、
得意なことと不得意なことが
あります。
ところが
脳は得意なことよりも
不得意なことに
フォーカスしやすい傾向があります。
これは
「ネガティビティ・バイアス」
と呼ばれ、
脳がネガティブな情報を
ポジティブな情報よりも
重視する性質です。
同じ失敗を繰り返さないために
脳はネガティブな情報を
強く印象づけるようにします。
生き残るための
本能が、自動的に
働いているんですね。
自分の得意なことを見逃して当たり前
劣等感を感じる時、
他人の得意なことに目を奪われ
自分の得意なことを
見逃してしまうことがあります。
これは脳の「選択的注意」と
呼ばれる働きによります。
脳は気になる情報を
優先的に処理するため
他人の成功や長所にばかり
目が行ってしまうのです。
つまり、
ネガティブな情報を
選んで取りにいって
記憶に残そうとする
人間の本能があるから
劣等感は生まれるんですね。
どうすれば劣等感を克服できるのか?
劣等感を克服するためには、
自分の脳の働きを理解し
脳のパターン認識を
変えることで
スーッと解決します。
簡単にできることは
この3つですね。
1.比較する対象を変える
脳が他人との比較をするのは
自然なことですが、
その対象を
自分の過去の成果や努力に
変えてみましょう。
例えば、
1年前の自分と
今の自分を比較し
変わったこと、進歩したことを
確認すること
ポイントは
長いスパンで比べることです。
昨日の自分と、今日の自分ではなく
3ヶ月前の自分
1年前の自分
と比べることをオススメします。
2.自分の得意なことをリストアップする
自分の得意なことや
成功体験をリストアップし
見える場所に置いておくと
脳がポジティブな情報に
注目しやすくなります。
例えば、
料理が得意なら
自分が得意な料理の写真を撮って
コルクボードに貼るとか
スマホの写真フォルダに
まとめて、時々見返すとか
日常生活の中で自分の強みを
意識する工夫をしてみましょう。
3.感謝の気持ちを見つける
感謝の気持ちがあると
脳はポジティブな情報を
強く認識するようになります。
「感謝しろ」と言われても
強制的なので、
前向きな気持ちにはなれませんが
いつも当たり前にあることが
「ない」と想像すると
感謝は自然と湧いてきます。
わたしは、年末に指を挟んで
大量出血して、
年末の餅つきができませんでした。
毎年当たり前にやっていたことも
元気でいられるからできるんだなと
家族がついてくれたお餅を
感謝してお餅をいただきました。
毎日、感謝の気持ちを見つける
習慣をつけることで、
脳のネガティビティ・バイアスを減少させ
劣等感を感じにくくすることができます。
自分を褒めれば劣等感が消せるわけではない
劣等感を消す方法として
「自分を褒める」ことを
勧められることがあります。
しかし、ただ「褒める」だけでは
劣等感は消えません。
「褒める」ことの後に
それを磨いて伸ばすことが大切です。
自分が「得意なこと」は
当たり前にやれているので
それが「才能」だと気づきません。
だから、
周りの人の「才能」が
羨ましくなるのです。
飛び込み営業が得意な人は
それが当たり前だから
普通にやっていて
賞賛されても
「そんな、そんな」
と謙遜していました。
もし、その営業力を分解して
意識して結果を出して
それを、人に教えて
部下が結果を出せば
自分の才能を活かせたことになるので
「劣等感」が入り込む
隙間がなくなります。
イチローさんが言っていました。
自分がどう感じて
どのように打てているか を
説明できたときに
超一流の仲間入りが 初めてできた
イチローさんだって
得意なところを分解して
とことん磨いたんですね。
自分が無意識にやっている
「得意なこと」をみつけて
磨いて、伸ばすこと!!
今日やって、
明日結果がでる
ものばかりではありませんが
ここを目指していたら
劣等感は自然に消えていきますね!
劣等感を消すために鏡の法則を応用しよう
劣等感を消すには
主語を変えて
自分が「できる」
自分には「良き所がある」という前提で
考えましょう
という話をしました。
あの人は、わたしより◯◯ができない(かもしれない)
わたしは、◯◯の才能がある
という脳のパターン認識を
つくるために
周りの人や環境に対して
「いいな〜」
「うらやましいな〜」
もしくは
「どうせわたしなんて」
と、感じたら
以下の法則にあてはめて
自分のよいところ=「長所」を
見つけましょう。
例えば
わたしが超ミニスカートの20代の女の子を見て
「あらあら、そんな、短いスカートを履いて!!」と
マイナス感情を感じたとします。
1.本当は自分もやりたい
本当は、わたしも超ミニスカートを履きたい?
2.過去やっていたが、今はやっていない
若い頃、ミニスカートを履いていたなぁ
今となっては恥ずかしいから
履けないって思ってる?
3.Noと言えない
「そんな、短いスカートやめなさい」
と、言いたいの?
4.そこから何を学ぶか?
表面的なことに囚われて
自分の頭の中だけでジャッジする自分がいる
ってことだなぁ
こんな、自問自答をしてみると
マイナス感情はどこかへいってしまいました。
わたしの長所(特性)は
原理原則に沿って考えるとスッキリする
だということに気づきました。
この鏡の法則を応用するようになって
人と比べると
「自分はこういう人間なんだ」
と、気づくことができるので
悩む時間はなくなるし
世の中の原理原則を見つけるのが
楽しくなっていきました。
他人と比べて長所がわかったら、劣等感が使命感に変わった話
冒頭にお話した
Aさん(50代男性)も、鏡の法則を応用して
劣等感ではなく、
自分の使命感に気づきました。
社内の
いろんなところに「いい顔」する
八方美人的な人に対して
「ちょっとな」と感じる
「自分にはあんなことはできない」
と、思ってしまう(劣等感)
それが
「仕事の成果」や
「デジタル情報処理能力の差」
とも合わさって
妄想がふくらんで
「自分は会社にはいらない
人間かもしれない」
と無力感を感じていました。
そこで、
4つの鏡の法則にあてはめるとすると
どれにあてはまりますか?
と質問しました。
答えは4番目でした
人にはそれぞれ能力があって
その人の能力をお借りして
会社も大きくなっていたらいい
と思います。
とのことでした。
さらに、Aさんは
脳のパターン認識を変える
あるテクニックを実践したら
「脳が動いた感じがする」
と、いって
「客観的に状況を
捉えられるようになった」
さっきまであった
「無力感」が
「使命感」に変わった
感じがします!
と、話してくれました。
まとめ:劣等感を一瞬で消す方法を使うと悩む時間はゼロになる!
劣等感を一瞬で消す方法は
そして、
自分の得意なこと、長所を発見して
その前提で
それを磨き、伸ばすことに
集中していると
脳のパターン認識が変わり
劣等感が入り込む隙間がなくなり
悩む時間がゼロになります。
脳のパターン認識を変える方法は
こちらで詳しく解説しているので
読んでみてみださいね。