こんなことありませんか?
嫌なことを考えないようにしようと思っても
頭に浮かんできてしまう
人に言われた言葉が頭にひっかかって離れない
考えても答えがでないことを繰り返し考えてしまう
考えないようする方法があるなら知りたい!という方へ。マイナス思考が浮かんできても、たった1分で嫌なことを考えなくなった技術を解説します。
考えないようにする方法〜脳科学メンタルバージョン
考えないようにするには
体と、目と、口と、耳と、鼻と、舌を
同時に使うことです。
五感をフルに使うと
頭で「あーだ、こーだ」と
考えている余地がなくなるからです。
実にシンプルですね!!
五感をフルに使うための
具体的な方法をいくつか紹介します。
体を動かす:
軽い運動やストレッチをすることで、
思考がリセットされます。
1分間だけその場で足踏みをするだけでも
効果があります。
筋肉を動かすことによって
思考を司る脳が
本来の働きを取り戻し
それは、考え続ける必要があるか
もう、やめるのが得策か
判断できるようになるからです。
目を使う:
視覚に集中することで、
他の考えを排除できます。
好きな景色や写真を見つめる、
目を閉じて
自分の好きな風景を思い浮かべることでも効果的です。
目を閉じていても
イメージする脳は働くので
十分効果的です。
口を使う:
何かを声に出して読む
歌を歌う
人に話をする
または
深呼吸を繰り返すことで
思考を止めることができます。
ストレスがいっぱいな時は
深く吸えないことが多いので
息を吐き切ることにだけ
意識を集中しましよう。
たくさん吸おうと思っても
吸えないと息苦しく感じるし
吐き切れば
自然に入ってくるからです。
耳を使う:
好きな音楽や自然音を聴くことで、
マイナス思考を追い出します。
特にリラックス効果のある音楽や
自然の音は効果的です。
人の話をじっくり聞く
一言一句、おうむ返ししながら聞く
これだけでも
余分なことを考える暇は
なくなります。
鼻と舌を使う:
好きな香りを嗅ぐ、
味わうことによっても、
考えを切り替えることができます。
香りの強いコーヒーやアロマオイル、
またはお茶を飲むことがおすすめです。
なぜ「考えないようにする方法」が必要なのか?
考えすぎることや反芻(はんすう)思考は、
脳に大きなダメージを与えます。
反芻思考とは、
過去の出来事や未来の不安について
何度も考え続けることです。
これが長期間続くと、
以下のような悪影響が生じます。
1. 脳の疲労と集中力の低下
脳は常にエネルギーを消費しています。
考えすぎると、
そのエネルギーが大量に消費され、
脳が疲れてしまいます。
脳が疲れると、集中力が低下し、
効率的に物事を考えることが難しくなります。
家事や育児、仕事など
多くの責任を抱えて
やることは山ほどある中での
脳の疲労は
大きな負担となります
2. ストレスホルモンの増加
反芻思考(ぐるぐる思考)は
ストレスホルモンの
コルチゾールの分泌を増加させます。
コルチゾールが高い状態が続くと、
免疫力が低下し、
身体全体に悪影響を及ぼします。
考えすぎは
心も体も病気に
かかりやすくなるのですね。
ぐるぐる思考による
ストレスホルモンの影響は、
体調不良や慢性的な疲労感にも
つながります
3. ネガティブな感情の増幅
反芻思考は
ネガティブな感情を増幅させます。
過去の失敗や未来の不安に囚われると、
自己評価が下がり、
自信を失いやすくなります。
つまり、考えすぎる反芻思考によって
仕事や人間関係においても悪影響が出て、
幸福感が減ってしまう
ということにつながります。
マイナス思考が生まれる仕組み
マイナス思考は、
脳の働きと深く関連しています。
脳は過去の経験や恐怖、不安に基づいて
未来のリスクを予測しようとします。
犬に吠えられて怖いという経験をした人は
犬を見ただけでも怖い
と思ってしまうのと同じです。
自分にとって危険や不安だったことを
繰り返さないために
過去のデータにアクセスして
危険を回避しているんですね!
これは人間が生き残るために
なくてはならなかった
脳と体の仕組みなのですが
現代社会では
過剰な不安やストレスを
生み出す原因となります
特に、繰り返し同じことを考える
反すう思考は、
脳がネガティブな情報に
固執しやすくなる原因の一つです。
考えないようにする方法 実践編
かんがえないようにするために
瞑想がいいと言われますが
瞑想しているつもりでも
頭の中はアレコレ考えて
忙しい、、
煩悩でいっぱい
ということはありませんか?
1日に6万回
思考している
と言われています。
「無」の境地には
程遠いですよね。
そこで、頭の中の煩悩を
他の事に入れ替えます。
一番簡単で
いつでも、どこでもできるのが
呼吸に意識を集中することです。
具体的には、
毎回の吐く息が
何カウントで
吸う息が
何カウントか
数を数えるのが
簡単にできます。
「1.2.3.4〜」と
吐きながら数えて
「1.2.3.4〜」と
吸いながら数える
たったこれだけでも
その瞬間は煩悩は圧倒されて
考えすぎることはありません。ね!!
マイナス思考が1分で浮かんでこなくなった50代会社員Tさん
Tさん(50代・女性・会社員・愛知県)は
こんなお悩みをもっていました。
いろいろやることが多すぎて
時間がない。
自分の趣味もしたいし
ゆっくり本を読む時間も欲しい
けれども、朝から晩まで仕事して
食事の支度、掃除片付け
子供達の世話
新しく学び始めた
講座の提出レポート
時間のやりくりが上手くいかなくて
自分に対する怒りで
ストレスを感じていました。
そこで、
やぶざきさんに教わったことを
やってみました。
1分ほど経過したとき、
突然、思考が切り替わったんです
嫌だと思う事だけを
思い浮かべていたのが、
そもそもどうしてやっているのか。
という根本に思考が切り替わりました。
なぜ、新しい講座をやることにしたのかを
考えるようになって、
やりたいと思う
前向きな気持ちを思い出したんです。
「やらないといけない」ではなく、
私は「やりたくて始めた」に
切り替わった瞬間でした。
Tさんが使ったのは
脳のストレスを解放する
テクニックです。
それは、おでこに手をあてることです。
ストレスが浮かんだ時に
やるように伝えていたのですが
そのうちこんな風に変わったそうです。
困ったらアレがあると分かっているだけで、
以前ほどグルグルしなくなっています。
以前なら、
アレをやって気持ちを整えてからでないと
出来なかったことが、
アレをやらなくても
「なんとかなる!」という
気持ちになっていました。
今まで、気持ちや思考を何度も変えてきたので、
切り替えすることに慣れてきている様に思います。
変わることが分かっているから、
より変えやすく、
根本や本音に
気づきやすくなっています。
まとめ:今すぐ始めよう!考えないようにする方法
考えすぎる習慣や
反芻思考は
心にも、体にも
ダメージになる
ということはわかっているので
今すぐにでも
「考えないようにする方法」を
実践して
あなたの「脳」を助けてあげましょう!
今日ご紹介した「考えないようにする方法」は
考えることを止めたい時は役に立ちます。
しかし、
考えすぎる癖をやめたい時は
脳のパターン認識を変える必要があります。
それが変わるとTさんのように
そもそも
ぐるぐる考えなくなり
マイナス思考が浮かんでこなくなり
物事の本質や、自分の本音に
気づきやすくなって
気持ちも落ち着き、安心感も
大きくなるからです。
そしたら、考えすぎによる
不安や焦りも生まれなくなり
悩む時間もゼロになり
めでたし、めでたし!!
と、なりますね。
脳のパターン認識の変え方は
こちらの小冊子で詳しくご紹介しています。