完璧主義の治し方は「治さない」ことだった|自責ぐるぐる脳の抜け出し方

メンタくん

完璧主義って、治した方がいいんですよね?

脳科学メンタル総研 やぶざき恵子

うん、それがね…実は“治そうとするほど苦しくなる”こともあるんですよ

この記事のハイライト

完璧主義が完璧主義を強める理由が明らかに

完璧主義を治したい…と願う人ほど、なぜか苦しさが増してしまう。
その原因は「完璧に治そうとする自分」にあったかもしれません。

この記事では、「完璧主義=悪」という思い込みをほどき、
自分の脳のクセと向き合うための具体的なステップを紹介します。

51歳の管理職Sさんの体験を通して、「自責ループ型」の思考グセの正体や、
ぐるぐる思考を止めるために役立つ「脳タイプ診断」についても解説しています。

完璧主義をムリにやめるのではなく、
向き合い方を変えるだけで、自分らしさを取り戻せるヒントをお届けします

目次
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完璧主義を治そうとすると、逆に苦しくなる理由

完璧主義をなんとか手放したくて、検索し続けているあなたへ。
けれども、治そうとすればするほどなぜか苦しくなっていく……そんな経験、ありませんか?

実は「治そう」とする行為そのものが、また“できていない自分”へのダメ出しを増やしてしまっているのです。

「完璧主義=悪いもの」という前提のまま戦おうとすると、結局“完璧に治せなかった自分”をまた責める結果に。

つまり、「完璧主義を治そうとする思考」こそが、完璧主義の根っこであることもあるのです。

それはまるで、火に油を注いでしまうようなもの。
脳のクセを責めるのではなく、理解し直すことが先決なんです。

自分を責めすぎる人がハマる「自責ループ脳」の正体

51歳・マネージャーのSさんの話をご紹介しましょう。

Sさん/50代/マネージャー

部下がクレーム対応しても、社内トラブルが起きても、全部自分のせいだと思ってしまうんです…

Sさんは真面目で、誰よりも現場を見ている優秀なリーダーでした。 けれども、その優しさと責任感が強すぎたことで、どんな問題も“自分起点”で反省しはじめるクセがありました。

上司からは

Sさんの上司

その完璧主義がいけなんだ。治した方がいい

という言葉を正面から受け止めてしまい
帰宅後も「1人反省会」を延々と開催。

お風呂でもベッドでも、「あの時ああ言えばよかったかな…」とぐるぐる考え続けていたそうです。

この状態を、「自責ループ型」と呼びます。

何があっても「自分のどこが悪かったのか?」という仮説を立てて、その証拠を集める“脳内取り調べ会議”。
これでは、気力も体力も消耗してしまいますよね。

Sさんは自分の思考のタイプを知って、「完璧主義」に対する捉え方を変えることで、「全部自分のせいだ」と自分を責めることはなくなり、冷静に状況判断するようになり、ぐるぐる考え続けることがなくなりました!

上司に言われる「完璧主義を治した方がいい」という言葉も受け流せるようになりました。

完璧主義の本当の問題は“治すこと”ではなかった

完璧主義とは、本来は悪いものではありません。

向上心があり、責任感があり、もっと良くしたいという思いの現れでもあります。

問題は、「完璧でなければダメ」という“極端な思考のクセ”が、脳の設定としてこびりついてしまっている点にあるのです。

「もっとできたはず」 「これで満足してはいけない」 「他人に迷惑をかけたらいけない」

これらのループは、脳が“自分を守るために”発動しているのです。

だからこそ、治すのではなく、見直す・付き合う・整えるという視点が必要なのです。

「ぐるぐる思考」を止めるには、自分の脳タイプを知ることから

体調が悪いとき、風邪なのか胃腸炎なのかで対処法が違いますよね。

それと同じで、「自責ぐるぐる思考」も、タイプ別にアプローチが変わるのです。

Sさんの場合、「脳タイプ診断」で“自責ループ型”と判明したことで、対処法が具体的に見えてきました。

✅思考パンパン型:考えすぎて動けない慎重派
✅比較トラップ型:人の視線が気になって意見が言えない協調派
✅脳ぐるクラッシュ型:感情が暴走してコントロール不能状態
✅やる気フリーズ型:やらなきゃいけないのに体が動かない状態

まずは、自分のタイプを知ることが第一歩。

このページの最後に、【30秒でできる脳タイプ診断】をご紹介します。

ぐるぐる思考タイプ診断テスト

完璧主義とうまく付き合っていくためのヒント

完璧を目指すことは間違いではありません。

けれども「完璧じゃなければ存在価値がない」と信じ込んでしまうと、人生そのものが苦しくなってしまいます。

「責任感」と「自責感」は似ているようでまったく違います。
責任感は前向きな思考ですが、自責感は過去に執着し、自己否定を深めるだけです。

あなたは、完璧を求めるその優しさで、きっとたくさんの人を支えてきたはず。

次は、そのやさしさを自分にも向けてあげる番なのかもしれません。

よくある質問と答え(FAQs)

完璧主義は治すべき“病気”なんですか?

いえ、完璧主義は病気ではなく、性格でもありません。脳の思考パターンです。治すよりも整える、の視点を持ちましょう。

「頑張りすぎ」って、どこまでが正常?

“頑張る”こと自体は悪ではありません。ただ、頑張ることで“ぐるぐる思考”になっているなら、その頑張り方を変えてみましょう。

「完璧主義でも成果が出てる人」はどう考えてる?

成功している人ほど、“完璧”の定義を柔軟にしています。「60点でもまず出す」ができる脳の設計になっている人もいます。

「治す=手を抜く」ようで不安です…

安心してください。「手を抜く」ではなく、「自分を苦しめる考え方を減らす」だけで、仕事の質は落ちません。

職場での人間関係にも影響してる気がします

「完璧でなければ認めてもらえない」という思い込みは、人間関係に緊張を生みます。まずは自分を緩めてみると、周囲も変わりますよ。

本当に必要なのは「完璧主義の治し方」より“脳の扱い方”だった

完璧主義を治したくて頑張ってきたあなたへ。

今日からは、「治す」より「整える」「付き合う」という視点で考えてみませんか?

あなたの優しさも、責任感も、未来を良くしようとする意志も、すべてそのままでいいんです。

ただ、“脳の自責モード”を解除するだけで、

もっとラクに前へ進めるようになります。

✅30秒でできる「脳タイプ診断」はこちら👇
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診断結果にあわせて、無料の小冊子も届きます📘

あなたの“本来の思考力”を取り戻すために、ぜひ一度お試しください。

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この記事を書いた人

15年続けた整体の仕事を卒業し
50歳になる年に


オンラインのメンタルトレーニングの
講師業をスタート!



新しいオンライン講座を
より多くの人に知ってもらうために
入った起業塾で


今まで見たことのない結果をだしている
モンスター女性起業家さんに出会って
すっかり圧倒されて


自分の起業家としての
ポンコツ加減を思い知り
情けなくて、焦るばかり


自分の出来の悪さを嘆いては
こんなことをぐるぐる考えながら
落ち込む日々でした。


・理解力が低い、頭が悪い
・インターネットで検索するのが苦手
・マーケティングがチンプンカンプン
・わからないことを聞いたらバカだと思われる
・なぜかやる気がなくなることがある
(ほんの一部ですが・・)



よく、15年間社長業をやってきたものだ
と、情けなくなる毎日でした。


しかし、これは
わたしの頭が悪いからでも
卑屈な性格が悪いわけでもないと
教えてくれたのが


ある脳科学との出会いでした。


自分が悪い、頭が悪いからだ、
もっとスピード上げてやらなきゃ
みんなについていけないじゃん!!


と、自分を責めるから
思い通りに動けなくなっていたわたしが


脳のパターン認識をかえるだけで
「こんなに簡単に変わるんだ!」
と、身をもって体験しました。


不安の80%は
「わたしだってできる」
「まずはやってみよう」という
期待と意欲に変わり


実践することで
できるからやるのではなく
やるからできるんだ!


と、自分への根拠のない自信と
記録と実践という根拠が
雪だるま式に貯まってきました!


すぐに感傷的になり
感情的に思いつきで動いて
エネルギーを消耗していた私が


考える軸で動くという
脳のパターン認識を
手に入れました。


だから、


今、他人と比べて
ぐるぐる悩んでしまう人に


「あなたが悪いわけでない」
と、伝えたい!!


ひとりで悩まないで
一緒に脳のパターン認識を変える技術を
身につけて


自分の信じる道に進んでいきましょう!


人生は思い通りにいかないものだけど
思った通りにしかならないから


大丈夫!!って信じるんだ!


信じられなかったら
脳科学的根拠と
わたしとみんなの記録を
徹底的に活用して


一緒に前に進んでいきましょう!!




***プライベートプロフィール***

静岡県在住。
26才、24才、21才三姉妹の母
穏やかな夫に見守られる無鉄砲な妻

動物占いは
落ちつきのない猿
大ざっぱなO型


脳科学メンタルカウンセリング主宰

やぶざき恵子

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