執着を手放す方法|気にしない努力が逆効果な理由と「もぐら式」執着との距離のとり方

過去の執着の手放し方

この記事のハイライト

執着を手放せないのは「性格」ではなく「脳の仕組み」のせい

気にしない努力が、逆に“執着回路”を強化してしまう

「もぐら式」で“気づく→見送る”だけを繰り返すことで、執着との距離がとれる

実際の相談者も、上司や元同僚への執着が自然に消えていった

メンタくん

執着しないようにしよう”
“気にしないようにしよう”

って思えば思うほど
気になるんです。

脳科学メンタル総研 やぶざき恵子

それ、本当に、あるあるです!

実は、“気にしない努力”こそが
執着を強めてるんです

目次

執着は努力では手放せない理由

「手放したい」と思っているのに、どうしても頭から離れない。
そんな悩みを抱えるSさん(57歳・管理職男性)からの相談。

Sさん(57才/部長職/東京都)

不本意な異動の後
“俺を追い出した”元上司の
姿を見かけるだけで
嫌な気分になり

信頼していた部下の話し方にも
イラっとしてしまう。

これは自分の“執着”が原因だと
思うんだけれど、

その執着がやめられないんです…

このとき、わたしはこうお伝えしました。

脳科学メンタル総研 やぶざき恵子

それ、Sさんの意志じゃなくて
“脳の仕組み”が
そうさせているだけですよ

脳は【繰り返し考えたことを重要なもの】として認識する性質があります。
つまり、「気にするな!」と繰り返すことで、逆に“執着回路”がどんどん強くなるんです。

これは性格ではなく、”無意識のパターン”です。

「もぐら式」で執着に“気づく”だけでいい理由

では、どうすればいいのか?
ここで登場するのが「もぐら式」思考リセット法です。

イメージは“もぐらたたき”

執着という「もぐら」が頭に浮かんだら──
たたこうとせず、「あ、もぐらだな」と気づくだけ。

出てきた「もぐら」は叩きません!

・気にしてる自分を責めないこと
・浮かんだ思考に善悪をつけないこと
・ただ出たことを観る

この“見守り型”のアプローチが、脳の再学習にはとても効果的です。
(脳の再学習=執着を手放すこと)

はじめは「出た・出てどんな気持ちだった」だけを記録します。

執着との距離が取れたSさんの変化とは

Sさんも最初は「もぐらが出たこと(執着が出た)」を記録するだけでした。

すると次第に、部下の態度にざわついても、
「はい出た。はい、次!!」とスルーできるように。

1ヶ月後には、
「上司の姿を見かけても気にならなくなった」
と言うほどになりました。

気にしないようにする → 気になる

ではなく

気づいて見送る → 自然と距離がとれる

という脳のシフトが起きたのです。

“執着”が”どうでもよくなった”わたし自身の経験

実はわたし自身も、かつて強い執着に苦しんでいました。

ある日、共に会社を立ち上げたMさんが突然退職。

Mさんとは、
「一緒に事業を大きくしていきましょう!」
と、熱く想いを語った同志だと思っていたのに

一年も経たないうちに、会社を去っていきました。

それからというもの
誰にも言えないけれど、ずーっと、恨みをもっていたし、

そんな人を見抜けなかった自分がバカだったと自分を責めたし

「終わったこと」なのにこだわっている自分も
器が小さいな、、と、情けなかった。

「見ないようにしよう」「気にしないようにしよう」と努力するほど、逆に気になる…。

そんなとき、「もぐら式」で「また気にしてる」と
自分の感じてること、気持ちを観察するようにしたら、
徐々に”恨み・つらみ”と”自分を責める気持ち”がなくなっていき

「Mさんの家だ。元気にしてるんだろうか」と
昔の友人のことを思い出すかのようになっていました。

執着を手放す方法

事実は変わっていません。
けれども、“捉え方”と“脳の使い方”が変わったのです。

脳の使い方を変えれば、執着との関係性も変わる

執着とは「思考」と「感情」の反復回路です。

ですから、「手放す」よりも「距離をとる」が正解なのです。

そして大切なのは、
“今どんな未来を生きたいか?”に意識を向けること。

過去を責める時間よりも、未来を描く時間のほうが、
わたしたちの人生を豊かにしてくれます。

執着を手放す第一歩は「思考タイプ診断」から

あなたの脳パターンによって“執着との距離のとり方”は変わります

執着が手放せない原因は「性格」ではなく、「脳の使い方のクセ」。
けれども──そのクセは人によってまったく違います。

実際にSさんは“頭で整理しすぎる”タイプでしたが、
あなたはどうでしょうか?

「あなたのぐるぐる思考タイプを30秒でチェック!」

この診断を受けたHさんは、

15年間カウンセリングに通っても解決しなかった悩みが解けました

Mさんは、

以前ならイラっとしていたことに全くイライラしなくなりました

Tさんは

自己啓発も心理療法も試したのに、うつの波を20年間で15回も繰り返していました。
けれども、自分の思考タイプを知ってから、驚くほど冷静に考えられるようになり、上司や部下との関係も改善できました

このように、“自分のタイプを知る”ことが、執着を手放す一番の近道になります。

逆に知らないで、瞑想やマインドフルネスをしても

全然変わらなかった。
変わろうと努力してるのに虚しいだけだった

と、自己否定の負のループに逆戻りです。

🔍【30秒で診断】ぐるぐる思考タイプチェックはこちら

ぐるぐる思考タイプ診断テスト

診断後は、あなたのタイプ別に

✅脳のクセの傾向

✅手放せない原因のパターン

✅「もぐら式」距離のとり方のアレンジ方法
がわかるようになっています。

「努力しても変われなかった理由」が“やっと腑に落ちる”はずです。

執着に振り回されてきた自分を、もう卒業してもいいんです。

その第一歩は、自分の「思考のパターン」に気づくことから始まります。

よくあるご質問(FAQ)

「執着しないようにしよう」と思うことは意味がないのですか?

意味がないというより、逆効果になることがあります。「気にしない努力」自体が脳の中で「気にする」信号を強化してしまうのです。もぐら式のように「ただ気づく」だけでOKです。

思考タイプ診断は誰でも受けられますか?

はい、今だけ無料でどなたでも受けていただけます。時間は約30秒。結果に応じたアドバイスも表示されますので、はじめての方も安心してご利用いただけます。

診断結果によってアプローチは変わりますか?

はい、変わります。たとえば「過去を悔やみがちな人」と「他人の言葉が気になる人」では、脳の使い方や整え方が違います。診断をもとに、ご自身に合った方法を知ることで変化が加速します。

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この記事を書いた人

15年続けた整体の仕事を卒業し
50歳になる年に


オンラインのメンタルトレーニングの
講師業をスタート!



新しいオンライン講座を
より多くの人に知ってもらうために
入った起業塾で


今まで見たことのない結果をだしている
モンスター女性起業家さんに出会って
すっかり圧倒されて


自分の起業家としての
ポンコツ加減を思い知り
情けなくて、焦るばかり


自分の出来の悪さを嘆いては
こんなことをぐるぐる考えながら
落ち込む日々でした。


・理解力が低い、頭が悪い
・インターネットで検索するのが苦手
・マーケティングがチンプンカンプン
・わからないことを聞いたらバカだと思われる
・なぜかやる気がなくなることがある
(ほんの一部ですが・・)



よく、15年間社長業をやってきたものだ
と、情けなくなる毎日でした。


しかし、これは
わたしの頭が悪いからでも
卑屈な性格が悪いわけでもないと
教えてくれたのが


ある脳科学との出会いでした。


自分が悪い、頭が悪いからだ、
もっとスピード上げてやらなきゃ
みんなについていけないじゃん!!


と、自分を責めるから
思い通りに動けなくなっていたわたしが


脳のパターン認識をかえるだけで
「こんなに簡単に変わるんだ!」
と、身をもって体験しました。


不安の80%は
「わたしだってできる」
「まずはやってみよう」という
期待と意欲に変わり


実践することで
できるからやるのではなく
やるからできるんだ!


と、自分への根拠のない自信と
記録と実践という根拠が
雪だるま式に貯まってきました!


すぐに感傷的になり
感情的に思いつきで動いて
エネルギーを消耗していた私が


考える軸で動くという
脳のパターン認識を
手に入れました。


だから、


今、他人と比べて
ぐるぐる悩んでしまう人に


「あなたが悪いわけでない」
と、伝えたい!!


ひとりで悩まないで
一緒に脳のパターン認識を変える技術を
身につけて


自分の信じる道に進んでいきましょう!


人生は思い通りにいかないものだけど
思った通りにしかならないから


大丈夫!!って信じるんだ!


信じられなかったら
脳科学的根拠と
わたしとみんなの記録を
徹底的に活用して


一緒に前に進んでいきましょう!!




***プライベートプロフィール***

静岡県在住。
26才、24才、21才三姉妹の母
穏やかな夫に見守られる無鉄砲な妻

動物占いは
落ちつきのない猿
大ざっぱなO型


脳科学メンタルカウンセリング主宰

やぶざき恵子

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