こんなお悩みありませんか?
✅ 何か新しいことを始めたいのに、すべてが面倒に思えてしまう。
✅ SNSを見ても、誰かの楽しそうな投稿が羨ましく感じるだけ。
✅ 食欲はあるのに、何かを作る気力もない。すぐに食べれるものを食べて食事を終える。

何か最近全てが億劫で。



そうなんだね。
それは脳が疲れ切っている
かもしれないね。
「何もかもが嫌になった」と感じた時に試せる、心が軽くなる3つの方法をご紹介。無理なく気持ちを切り替えるヒントをお届けします。
「何もかもが嫌になる」のは脳が警告を発しているサイン
「何もかもが嫌になる」
──そんな気持ちに
襲われたことは
ありませんか?
それは決して
怠けているわけでも、
心が弱いわけでも
ありません。
脳は、過度なストレスや
疲労が蓄積すると
「これ以上は無理だ」
という警告を発します。
この状態が続くと、
何に対してもやる気が起きず、
楽しさを感じられなくなり、
ただ日々をやり過ごすだけ
になってしまうのです。
このとき脳では
何が起きている
のでしょうか?
「脳が『何もかもが嫌だ』と感じるメカニズムとは?」
①脳のエネルギー不足
過剰なストレスや
疲労が続くと、
脳の前頭前野
(判断力や意欲を司る部分)の
働きが低下します。
これにより、
物事を冷静に
判断できなくなり、
集中力や決断力が落ちます。
②ドーパミンの減少
「やる気ホルモン」とも
呼ばれるドーパミンは、
喜びや達成感を
感じさせる重要な
神経伝達物質です。
しかし、
ストレスが長引くと
ドーパミンの分泌が減少し、
何をしても楽しくなくなり、
無気力感が強まります。
③扁桃体の過剰反応
扁桃体は


不安や恐怖を
感じる部分ですが、
ストレスが
過剰になると
ここが過剰に活性化し、
「もう無理だ」
「どうせうまくいかない」
といった悲観的な思考を生み出します。
④神経伝達物質のバランスの崩れ
セロトニンは
心を落ち着かせる
働きがありますが、
ストレスが続くと
その分泌が減少し、
ネガティブな感情が
増幅されます。
その結果、
心がどんどん
疲れてしまうのです。
このように、
「何もかもが嫌になる」
状態は、脳がストレスや
疲労に耐えられなくなり、
正常な機能を
維持できなくなっている
サインなのです。
「何もかもが嫌になる」時に実践したい3つのステップ
この状態を
抜け出すには、
脳の仕組みを理解し、
それに沿った対策を
取ることが重要です。
ステップ1:脳を休める「情報デトックス」
スマホやSNS、
テレビ、ニュースなど、
私たちは日々、
大量の情報に
さらされています。
これらの情報は
意識していなくても
脳に負担をかけ、
知らず知らずのうちに
疲れを蓄積させてしまいます。
「何もかもが嫌だ」
と感じるときは、
脳がオーバーヒート
しているサイン
かもしれません。


そんなときは、
意識的に情報の流入を減らし、
デジタル機器から
距離を置く時間を
作ってみましょう。
たとえば、
スマホを別の部屋に置いて
しばらく触らない、
テレビやSNSをオフにして静かに過ごす、
自然の音や心地よい音楽を流す、
といった方法があります。
情報のシャワーから
一歩引くことで、脳は休まり、
少しずつエネルギーを
回復させることができます。
ステップ2:セロトニンを増やす「運動」
脳の状態を整えるには、
セロトニンという
神経伝達物質が
重要な役割を果たします。
セロトニンは
「心を安定させるホルモン」
とも呼ばれ、
ストレスや不安を
和らげる働きを
持っています。
このセロトニンを
増やすのに効果的なのが、
リズム運動です。
たとえば、
一定のリズムで歩くウォーキング、
ゆっくりと体を動かすストレッチ、
軽いスクワットや
ラジオ体操などが挙げられます。
「運動」と聞くと
ハードルが高く感じる
かもしれませんが、
1回5分でも大丈夫です。
少し体を動かすだけで
脳内にセロトニンが分泌され、
気持ちが少しずつ落ち着いてくるのを
感じられるでしょう。
無理なくできる範囲で、
体を動かしてみてくださいね。
ステップ3:出てきた感情をそのまま受け止める
「何もかもが嫌だ」と
感じるとき、
私たちはつい、
その気持ちを否定したり、
逆に大きく膨らませたり
してしまいがちです。
でも、
どんな感情も
「そう感じる自分がいる」
というだけのこと。
無理にポジティブになろう
とする必要もなければ、
「こんなふうに感じてはいけない」
と抑え込む必要もありません。
たとえば、
「もう何もしたくない」
「全部投げ出したい」
と思ったら、
「今の私はそう感じているんだな」と、
ただそのまま
受け止めてみます。
その感情に
「良い」
「悪い」
の評価をつけず、


「こんな気持ちが出てきたんだな」と、
そっと見つめてみましょう。
感情は、
ただ感じ切ることで
少しずつ落ち着いていくものです。
心の中に出てきたものを、
一度そのまま
眺めてみるだけでも、
気持ちは
少しずつ変化していきます。「こんなことを考えるなんてダメだ」
「こんな感情を持つ自分はおかしい」
などと否定せず、
「今はそう思っているんだな」と、
静かに見守ってみてください。
突然「何もかもが嫌になった」私の話
「何もかもが嫌になった」
と私自身、
突然感じました。
それまでは
普通に仕事をこなし、
家事や育児にも
取り組んでいました。
忙しくはありましたが、
やりがいを感じることも多く、
「充実している」
と思っていました。
ところが、
ある日を境に
急にすべてが
億劫になりました。
朝起きるのがつらく、
仕事に行く準備をする
のも気が重い。


食事を作る気力もなく、
何をしても楽しくない。
そんな日々が続きました。
誰かに相談する気すら
湧かない。
自分でも
この状態がなぜ起こったのか
分かりませんでした。
「この気持ちをどうにかしなきゃ」
と思うほどより苦しくなりました。
特に辛かったのは、
「何もかもが嫌だ」
と感じている自分を
責めてしまうこと。
「私はなんてダメなんだろう」
「みんな頑張っているのに、
私は何もできていない」
そんなふうに考えれば考えるほど、
気持ちは沈んでいきました。
「なんとかしなきゃ」
と思うのに、何もできない。
そんな自分が
また嫌になって、
さらに動けなくなる。
まるで
出口のない迷路に
迷い込んだような感覚でした。
そんなとき、
ふと「もう、考えるのも疲れた」
と思いました。
そして
「疲れたから、
とりあえず今は
この気持ちのままにしよう」
と、それ以上何もしませんでした。
考えれば考えるほど
苦しくなるなら、
今はもう、
無理に何かを
変えようと
しなくて
いいんじゃないか。
そう思ったら、
少し気持ちが
楽になった
気がしました。
そこで私は、
「今、自分は何を感じているんだろう?」と、
ただ心の中を
眺めてみることにしました。
「なんか、すごく疲れてるな」
「何もしたくないって思ってる」
「もやもやするけど、それを言葉にするのもしんどい」
そうやって、
一つひとつの感情を
「そうか、今の私はこう感じてるんだな」と、
そのまま受け止めることにしました。
「でも、そんなふうに考えちゃダメだよね」
とか、
「この気持ちを早く消さなきゃ」
という考えが浮かんできても、
いったん横に置いて、
ただ「今、こう感じている」
という事実だけを見つめる。
それだけのことでしたが、
ほんの少し、
気持ちが
落ち着くのを感じました。
それからも
すぐに元気になれた
わけではありませんが、
「何もしたくない」
と思う自分を責めることは、
少しずつ減っていきました。
「何もかもが嫌だ」と思う日があってもいい。
「やる気が出ない」と感じるときがあってもいい。
そう思えたことで、
少しずつ、
「じゃあ、今の自分にできることは何だろう?」
と考えられるようになりました。
「何もかもが嫌だ」
と感じることもあるけれど、
それはずっと続くわけじゃない。
今までの私は
自分の感情を
肯定や否定をしていたことが
苦しかったのかもしれません。
まとめ:「何もかもが嫌になる」を乗り越える


「何もかもが嫌になった」
と感じるのは、
脳が疲れ切っている
サインです。
そのまま放置すると、
より深刻な状態に
なってしまう可能性もあります。
「このままではダメだ」
と思いながらも、
何をすればいいのか分からない
──そんなときは、
まずは「今の自分を責めないこと」
が大切です。
脳の仕組みを知り、
それに沿った対策を取ることで、
少しずつ回復していけます。
今日からできることを、
無理のない範囲で
試してみてください。
何もかもが嫌になったとしても、
それはずっと
続くわけではありません。
あなたの脳と心には、
回復する力があります。
焦らず、一歩ずつ、
あなたのペースで大丈夫です。
こちらも読んでみてくださいね▼▼





